青柳診療所は、1958年に私の父が開設しました。 私自身は昭和大学医学部を卒業後、大学病院や関連病院などで経験を重ねて、現在は青柳診療所で診療するほかに、東京北医療センターでも外来入院診療および内視鏡検査を担当しています。
診療の際には、時間の許す限り患者さんのお話に耳を傾けて、小さなサインを見落とさないようにしています。 長く通院されている患者さんは「特に変わりありません」とおっしゃることが多いのですが、その日の顔色や雰囲気をよく観察して、ちょっとした異変や症状を見逃さないように気をつけています。
また、患者さんお1人お1人にカスタマイズした治療法をご提案することも重要視しており、 例えば糖尿病をはじめとした慢性疾患の治療は「継続していく」ことが何よりも大事なのですが、 厳格な食事制限だけですと患者さんに続けていただくことは難しいかもしれません。 食事療法や運動療法を行いつつ、時には「この位ならいいですよ」といった逃げ道を作ることも大切なのです。 患者さんが出来る範囲のご提案をしながら、症状が悪化することがないようにサポートしたいと思います。
院長 青柳 有司